果物を、離乳食に使ってますか?
果物って、お砂糖も入ってないのに甘くて美味しい。
自然な甘さで添加物もなし。
離乳食をなかなか食べてくれなくても、果物を混ぜると食べてくれる。
そんな優秀食材の果物。
卵や乳製品などと違って、アレルギーも心配なし!
…と言いたいところだけど、実は、果物でも意外とアレルギーがあるんです。
卵や乳製品など、タンパク質が多い食材がアレルギーになりやすいって思いがちですが、でも実際は、タンパク質が多いか少ないかではなく、問題はタンパク質の構造。
例えば、鶏肉はタンパク質が多いけど、ヒトの筋肉の組成と似ているため、アレルギーは起こしにくいんだそう。
逆に、キウイなど、南国系の果物のタンパク質組成は、アレルギーを起こしやすい構造。
キウイ、パイナップル、マンゴーなどは、あまり早くから与えず、離乳食後期から様子を見ながら少しずつ…というのが良さそうです。
離乳食初期から使える果物としては、りんご、バナナ、いちご、スイカ、みかん、桃、梨、メロンなど。
ただし、りんごやバナナ、桃なども、アレルギー表示28品目に入っています。
とにかく、初めて与える際には、少量ずつ様子を見ながらあげて下さいね。
まあ、果物はあまり早い段階から、ムリしてあげなくてもよいと言われてるくらいなので。
なかなか離乳食を食べてくれないという時のお助け食材として、少し混ぜて甘味をつけてあげたり、など、活用されるといいと思います。
それと、果物は加熱するの?という疑問。
やはり、赤ちゃんの口に入るものは、基本、すべて火を通すのがGood。
まだまだ赤ちゃんは抵抗力が弱いです。
食中毒などを避けるためにも、鍋に入れて火を通すか、レンジでチンしてから使ってね。
裏ごししたり、細かく切ってから、つぶしてドロドロにしたりして、食べやすくしてあげるといいですよ。
果物も、意外とアレルギー対象食材。
でも、どんなものでも「少量から始める」を守っていれば、それほど心配しなくて大丈夫です。
離乳食のことでお困りの方、ぜひご相談ください。
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