赤ちゃんの離乳食とママの栄養・お悩み相談室

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空腹時間が長いとどうなる?育児に忙しいママに知って欲しいデメリット

毎日、育児や家事で忙しいママ。

 

 

小さなお子さんがいると、時間が経つのはあっという間ですよね。

 

 

気がついたら、自分の食事摂ってなかった…っていうこと、ありませんか?

 

忙しいママの食事

 

 

でも、空腹時間が長いと、ダイエットになっていいんでしょ?

 

 

そんな風に思っている方もいっしゃるかもしれません。

 

 

今、巷ではファスティング(断食)や朝食抜きダイエットなども流行っていますしね。

 

 

でも、食事を抜くことがダイエットになっていいかも…と考えるのはちょっとキケン。

 

 

実は、空腹時間が長くなると、血糖値が下がって、イライラなどのメンタル不調が起こりやすくなるんです。

 

 

もちろん、朝食を抜くダイエットや、ファスティングにもメリットはあります。

 

 

空腹時間を長くすることで、体内のタンパク質リサイクルシステムであるオートファジーがはたらき、長寿遺伝子が活性化するというのも事実です。

 

 

また、食べ物を摂らないことで、腸内環境や腎臓、肝臓を休めることにもなります。

 

 

だけど、空腹時間が長くなることのデメリットにも注意を向けて欲しいんですね。

 

 

空腹時間が長くなると体はどうなるか?

 

空腹によって、低血糖状態になる
   

血糖値を上げようと、ストレスホルモンが分泌され、上昇

    

今度は上がり過ぎた血糖値を下げようと、インスリンが分泌

    

血糖値の乱高下が起こる

    

体の中は緊張状態 (交感神経過緊張)

    

イライラ、不安感などメンタルの不調や、夜眠れない、夜中に目が覚める

 

という風に、不調が起こりやすくなるんです。

 

 

なので、夕方になるとイライラしてくるというママは、もしかしたら、体が低血糖状態になっているかもしれません。

 

 

そんな時はどうするか?

 

 

何かポンと口に入れてください。

そういうの、『補食』と言います。

 

 

出来れば、甘いお菓子でなく。

 

 

甘いお菓子は、血糖値の急上昇を招くので、おすすめしません。

 

 

小さなおにぎりや茹で卵、ふかしたイモや甘栗など。

 

 

要するに、卵などのタンパク質食品や、炭水化物なら血糖値が急上昇しないでんぷん質の食品がいいです。

 

 

実は私も、自分の慢性蕁麻疹を治すため、栄養療法のクリニックに行った時、最初に指示された食事指導の中に、補食をするようにと言われました。

 

 

アレルギーの改善には、まず血糖値を安定させ、自律神経のバランスを整える必要があったからです。

 

 

なので、サツマイモをひと口大に切ってふかしたのを、ちょこちょこ食べするようになりました。

 

 

バターでからめると、風味が良くて、スィートポテト食べてるみたいに美味しいんです。

 

バターでからめた蒸したサツマイモ



あとは、お手軽なところだと、100均に売ってる甘栗なんかもいいですよ。

 

 

いっぺんにガバッと食べるのでなく、食後2時間経ったら15分ごとに1個口に入れる…みたいな。

(コレ、私が指示された食べ方です。)

 

 

こんな食べ方は、育児中のママには難しいかもしれないけど、とにかくチョイとつまめるモノ、ぜひ用意しておいてくださいね。

 

 

空腹時間が長くなると、血糖値が下がって、イライラなどのメンタル不調が起こりやすくなります。

 

 

育児や家事に忙しいママは、つい自分の食事が後回しになって、気が付いたら、空腹時間がものすごく長くなってしまっていたということになりがちです。

 

 

『補食』という習慣、ぜひ意識してみてくださいね。

 

 

自律神経のバランスが整い、体の疲れやメンタル面での不調が改善されますよ。

 

 

赤ちゃんのお悩みだけでなく、ママご自身のお悩みがありましたら、いつでもご相談ください。

 

 

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