明治が行っている「鉄チェック活動」というのをご存じですか?
1歳から6歳頃までのお子さんを対象に、鉄分が不足していないかを調べてくれるというものです。
鉄チェック活動|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.
目次
赤ちゃんは鉄分不足になりやすい
赤ちゃんは、鉄分不足におちいることが多いです。
なぜなら、生まれたときにママからもらってきた体の中の鉄分、いわゆる貯蔵鉄は、生後6か月頃でなくなってくると言われているからです。
こちらの記事でも、赤ちゃんの鉄分不足について書いています。
特に完全母乳で育った赤ちゃんは、ミルクで育った赤ちゃんに比べて、鉄分不足になることが多いんですね。
だけど、母乳って赤ちゃんにとって大切な免疫成分を含んでいるので、母乳じゃなくてミルクの方がいいんだよ…ということではもちろんありません。
ただ、貯蔵鉄が底をつくと言われる生後6か月以降は、離乳食が始まることもあり、食事からの鉄分を意識して摂っていく必要があるということです。
赤ちゃんが鉄分不足になるとどんな症状が出る?
赤ちゃんが鉄分不足になると、以下のような症状が出ることが多いです。
ぜひ、赤ちゃんの様子を確認してみてくださいね。
✅ とにかくギャン泣きやぐずることが多い
✅ 元気がない
✅ 爪が白っぽい、または反っている(スプーンネイル)
✅ 顔色が悪い
✅ 下まぶたの裏側が白っぽい …etc.
明治の「鉄チェック活動」とは?
昨年11月より始まった明治の「鉄チェック活動」。
全国のアカチャンホンポ28店舗
★対象
★期間
★参加費
採血はないとのことですし無料なので、お近くにアカチャンホンポがあれば、ぜひ行って調べてもらうとよいと思います。
鉄チェック活動|株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.
リンク先のサイトに、開催している店舗や日程などが記載されていますので、ご確認くださいね。
鉄分不足を防ぐには?
何も対策しないと、多くの赤ちゃんが鉄分不足になる可能性が…。
離乳食が始まったら、ぜひ鉄分を意識した食事を摂るようにして欲しいなと思います。
鉄分の多い食材を摂るようにする
鉄分の多い食材としては、レバーや赤身肉、赤身の魚(カツオ・マグロなど)、卵黄、ほうれん草、ひじきなど。
植物性の食品に多い、非ヘム鉄と呼ばれる鉄は、ビタミンCと一緒に摂ると、吸収が良くなります。
フォローアップミルクを活用する
母乳育児のママだと、フォローアップミルクを使うことが少ないかもしれませんね。
しかし、昨日の記事でも書きましたが、ぜひ料理にも取り入れていかれると良いと思います。
鉄が強化されたベビーフードなども利用する
赤ちゃん用のベビーフードなどでは、ホットケーキの素やふりかけ、おせんべいなどにも、鉄分を強化してあるものが多々ありますね。
それらを利用するのも、手軽でよいと思います。
赤ちゃんの鉄分チェック、この機会にぜひ!
赤ちゃん検診などを行う自治体の保健センターなどでも、こういった鉄分チェックまでは、なかなかやってるところないですよね。
期間限定のようなので(2023年3月頃まで)、ぜひこの機会に受けてみられるといいですね。
以上、明治の「鉄チェック活動」のご紹介でした。
赤ちゃんの離乳食やママご自身の食事や栄養のお悩みは、こちらからどうぞ。
★いきなり有料の相談は不安という方はこちら