赤ちゃんの離乳食とママの栄養・お悩み相談室

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妊婦さんへ・ビタミンAを摂る時の注意

妊婦さんはお腹にいる赤ちゃんの成長のため、栄養不足にならないように気をつけている方も多いと思います。

 

 

 

つわりもあって、なかなか食事が食べられない時など、「ちゃんと栄養摂らなきゃ!」

と、焦る気持ちもあってサプリメントなどを摂ってる方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

でも、栄養素の中には、必要ではあるんだけど過剰症と言って、摂り過ぎると良くないものもあるんです。

 

 

そのひとつが、ビタミンA

 

 

胎児の皮膚や粘膜の形成、臓器の形成などに欠かせない栄養素ではあるのですが、妊娠3か月前から妊娠3か月頃までに、ビタミンAを過剰に摂取した場合、胎児に影響することがある、とのことです。

 

 

ちなみに、ビタミンAには、ふたつの種類があるのをご存知ですか?

 

 

よく耳にはすると思いますが

β(ベータ)カロテンビタミンA(レチノール)です。

 

 

★βカロテンについて

植物性由来。
緑黄色野菜などに含まれていて、体内でビタミンAに変化する。
体内で吸収されにくく、油脂と一緒に調理することで吸収が良くなる。 

 

それに対して

 

★ビタミンA(レチノール)について

動物性由来。
レバー、うなぎなどに含まれていて、体内でビタミンAとして働く。

そのままでも、体内で効率良く吸収される。

 

 

妊婦さんに摂って欲しいのは、どちらかと言うとβカロテンの方。

 

 

βカロテンの特徴としては、体に必要な分だけビタミンAに変換されて、余った分は、体の外に排出してくれるんです。

なので、βカロテンは過剰症にはならない、ということです。

 

 

ちなみに、βカロテンの多い緑黄色野菜は、油と一緒に摂ると吸収率がいいですよ!

 

 

それに対して、動物性のレチノール、レバーやうなぎに多く含まれるビタミンAは、そのまま吸収されるということで、食べる量には、ちょっと注意が必要。

 

 

でも、あ、昨日レバー食べちゃった!って心配になった方。

 

 

毎日毎日、長期間続けて食べてた、なんていう極端な食べ方をしていない限りは、心配ないですよ!

 

 

ただし、ビタミンAのサプリメントを日常的に摂っているという方は、食事以外で摂ってるということになり、もしかしたら摂り過ぎになっているかも。

 

 

ビタミンAを摂り過ぎると、肝臓に蓄積され、頭痛や吐き気、脱毛など過剰症を引き起こすことがあります。

 

 

これは妊婦さんに限らずなので、妊婦さん以外の方も気をつけましょうね。

 

 

毎日の食事で、ちゃんと栄養が摂れているのか心配な妊婦さん、いつでもご相談ください。

 

 

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