昨日の記事で、長男の夜泣きの原因は鉄不足だったかも、という記事を書きました。
長男の夜泣きは結構長く続いたのですが、その大変さに加え、もうひとつ新たな心配ごとがあったんですね。
それが、乳児湿疹。
確か、生まれて一か月も経たないくらいの頃から出始めた気がします。
でも乳児湿疹って育児書などを見ても、多くの赤ちゃんが経験するようですし、最初は、それほど心配してなかったんですね。
赤ちゃんの肌は皮膚のバリア機能がまだちゃんと機能していないですし。
月齢の低い時期は、お母さんの女性ホルモンの影響もあるようです。
なので、じきに治ってくるだろうと。
ところが治るどころか、だんだんひどくなってきてない?
という状態。
夜泣きの原因ももしかしたら、皮膚が痒くて泣いているのかも。
そんな気もしていました。
赤ちゃんは、体が痒いなんて言えないですからね。
泣いて訴えるしかないわけです。
そして、少し月齢が上がってくると、自分で頭や顔を掻きむしるようになってきました。
なので、小さなおててにミトンもかぶせました。
そして、もちろん皮膚科にも行きましたが、やはり、乳児湿疹だろうから様子を見るようにとか、ワセリンなどで保湿するようになどと言われて、保湿剤などを処方されました。
乳児湿疹は、アトピーに移行するか?
その頃、なかなか治らない皮膚の赤みや痒みに、もしかして、これアトピーなのでは?
という疑問は、既に私の中でふつふつと湧いてきていました。
乳児湿疹なのかアトピーなのかの判断は、月齢が上がってこないと判断出来ないというお医者さんは多いと思いますが、うちの場合1歳頃になって、やはりこれはアトピーだろうという判断が下されました。
アトピー特有の耳たぶの下が切れていたりもしていたし、皮膚の赤みもかなりひどくなってきていたし。
その後、ステロイド軟こうを使うことに悩みながらも、中途半端に使用を続け、よくなったり悪くなったりを繰り返していました。
夜泣きの次は、アトピーとの闘いになっていったわけです。
私は、生まれた長男がそのような症状になるまでアトピーという言葉すら知らなかったんですね。
自分は生まれてこのかた、アレルギーとは無縁だったので。
しかしその頃アトピーになる赤ちゃんは増えていて、それに加えステロイドは良くない!という風潮も流行っていた頃でした。
そんなことを耳にした私も多聞にもれず、ステロイドの副作用におびえ、一時期、ステロイドをやめてしまい…。
その頃はまだインターネットもやってなかったので、雑誌などで情報を得たのだと思いますが、どこかの温泉水で治そうとしてみたりして、かえって症状を悪化させてしまい、今思うと、長男には本当にかわいそうなことをしました。
一時期、こんなにひどくなってた長男。ホントにごめんね。
お医者さんの指示を無視して、勝手にステロイドを塗るのをやめて、かえって長男のアトピーを悪化させてしまった私。
今でも、ステロイドについては賛否があると思うけど、分子栄養学を学んだ今の私だったら、まずはステロイドできちんと症状を抑えながら、腸内環境を整えるため、食事を見直していくという判断が出来たんじゃないかな…と思います。
赤ちゃんの夜泣きや乳児湿疹、アトピーにお悩みの方は、いつでもご相談くださいね。
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